「格安SIMに乗り換えて後悔した」という声の原因を徹底分析します。よくある失敗パターンと対策を事前に知っておくことで、乗り換え後のトラブルをほぼゼロにできます。
格安SIMのデメリット一覧
格安SIMには月額料金が安くなるメリットがある一方、大手キャリアと比べていくつかのデメリットがあります。ただし、事前に把握しておけば対策できるものがほとんどです。
| デメリット | 影響度 | 対策 |
|---|---|---|
| 昼時間帯に速度が遅くなることがある | 中 | サブブランド(ahamo・LINEMO等)を選ぶ |
| キャリアメールが使えなくなる | 低〜中 | Gmailなど無料メールに事前移行 |
| 店頭サポートがないサービスがある | 中 | ワイモバイル・UQモバイルを選ぶ |
| 端末の動作確認が必要 | 低 | 各社の動作確認済み端末リストを確認 |
| キャリア決済が使えなくなる | 低 | クレジットカード・PayPayなどに切替 |
デメリット①:昼時間帯に速度が遅くなることがある
格安SIMの中でも、大手キャリアから回線を借りて提供するMVNO(mineo・IIJmioなど)は、昼の12時前後に通信速度が低下する場合があります。これは多くのユーザーが同時に使うことで回線が混雑するためです。
速度低下を避けたい場合は、大手キャリアの回線をほぼそのまま使うサブブランド(ahamo・LINEMO・ワイモバイル・UQモバイル)を選ぶと、昼間でも安定した速度が維持されます。
デメリット②:キャリアメール(@docomo.ne.jp等)が使えなくなる
格安SIMに乗り換えると、@docomo.ne.jp・@softbank.ne.jp・@ezweb.ne.jpなどのキャリアメールが使えなくなります。登録しているサービスや連絡先に影響が出る場合があります。
・銀行・クレジットカード・ネットショッピングなどの登録メールアドレスをGmailなどに変更する
・友人・知人にキャリアメールからの連絡ができなくなることを伝える
・キャリアメールを続けて使いたい場合は有料で持ち運べるサービスを利用する(ドコモは月220円でメール持ち運びサービスあり)
デメリット③:店頭サポートがないサービスがある
ahamo・LINEMO・povo2.0・IIJmio・mineoなどはオンライン専用または店頭サポートが限定的です。手続きや設定に困ったとき、電話・チャットのみの対応になります。
店舗でのサポートが必要な方はワイモバイル(ソフトバンクショップ対応)またはUQモバイル(auショップ対応)を選ぶと安心です。月額はやや高くなりますが、サポートの安心感は大手キャリアと同等です。
デメリット④:SIMロック解除が必要な場合がある
2021年10月以前に購入したスマホは、SIMロックがかかっていて他社回線のSIMが使えない場合があります。乗り換え前に必ずSIMロック解除の確認が必要です。
・ドコモ:My docomoからオンラインで無料手続き可能
・au:My auからオンラインで無料手続き可能
・ソフトバンク:My SoftBankからオンラインで無料手続き可能
・2021年10月以降購入の端末はSIMロックなしが義務化されているため手続き不要
デメリット⑤:キャリア決済が使えなくなる
ドコモ払い・auかんたん決済・ソフトバンクまとめて支払いなどのキャリア決済は、大手3キャリアのユーザー専用のサービスです。格安SIMに乗り換えると利用できなくなります。
・クレジットカード払いへ切り替える
・PayPay・d払い・楽天ペイなどのスマホ決済アプリを活用する
・App Store・Google Playのアプリ購入はクレジットカード払いで問題なく使える
格安SIMでよくある失敗パターンと対策
失敗①:端末が新しい格安SIMで使えなかった
古い端末や海外版スマホは、格安SIMの周波数帯(バンド)に対応していないことがあります。乗り換え前に各社の「動作確認済み端末」リストで自分のスマホが対応しているか確認しましょう。
失敗②:解約月に違約金が発生した
大手キャリアには2年縛りや解約月以外の違約金が設定されているプランがあります。乗り換え前に現在の契約内容と更新月を確認してから手続きを進めましょう。
失敗③:乗り換え中に数時間電話が使えなかった
MNP乗り換えの手続き中は一時的に電話が使えない時間帯があります。仕事の連絡が多い平日昼間を避け、夜間や休日に手続きするとリスクを減らせます。
失敗④:データ容量が足りなくて毎月追加購入していた
安いプランに乗り換えたものの、データが足りずに毎月追加購入していたというケースです。乗り換え前に3ヶ月分のデータ使用量を確認して、余裕を持ったプランを選びましょう。
格安SIMに向いていない人の特徴
| 内容 | |
|---|---|
| 向いていない | スマホの設定・手続きを自分でできない / キャリアメールを頻繁に使っている / キャリア決済をよく利用している / 地方でのエリアカバーを重視する(MVNOの場合)/ 店頭でのサポートが絶対必要 |
| 向いている | オンライン手続きに抵抗がない / Gmailなどフリーメールをすでに使っている / 月のデータ使用量を把握している / コストを下げたい意欲がある / Wi-Fi環境が整っている |
まとめ:デメリットを把握すれば失敗はほぼゼロにできる
格安SIMのデメリットは「知らずに乗り換えると困る」ものがほとんどで、事前に対策しておけば問題になりません。特にキャリアメールの移行とSIMロック解除の確認は、乗り換え前に必ずやっておきましょう。速度面が不安な方はahamo・LINEMO・ワイモバイル・UQモバイルなどのサブブランドを選べば、大手キャリアとほぼ同等の品質で月々のコストを大幅に削減できます。
※本記事の料金・サービス情報は2026年2月時点のものです。最新情報は各公式サイトでご確認ください。